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麻雀と言うゲーム  岡田紗佳の憂鬱(2)

令和元年11月12日

                  麻雀と言うゲーム
                          岡田紗佳の憂鬱(2)


麻雀と言うゲームが他のゲームやスポーツと決定的に違うことがある。
麻雀と言うゲームは4人で争うゲームなのだ。
他のゲーム(プロがある)例えば将棋や囲碁は2人で行うゲームだ。
つまり一方が勝てば必ず一方が負ける。

しかし・・・麻雀と言うゲームの場合は4人のうち1人しか勝者はいない。
1人の勝者と3人の敗者が出来るゲームなのだ。

岡田紗佳がまた叩かれている。
先月末の試合のオーラスでやらかした行為についてである。
簡単に言うと、オーラスで点数計算を間違えて2位につけてた小林剛と同点トップに終わったことである。
そのあとのインタビューで彼女は何度も謝罪し、もう立っていられなかった。
ここではそこについて私見を述べたい。

この日のメンツは以下の4人。
麻雀サイボーグこと小林剛。
最速マーメイドこと魚谷 侑未。
セレブこと黒沢咲。
そしてわれらが岡田紗佳である。

この中での絶好調は魚谷だった。
一日での2連続トップを含め絶好調であった。
余談ではあるが、今一番麻雀が強い女流といえば必ず名前が上がるほどの女流の強豪であった。

南四局のオーラスを迎え、岡田は2位の小林に17300点差をつけてトップだった。
もっとも警戒してる魚谷はこの時点で4位。
南四局の親番は魚谷だった。
魚谷が一度上がって連チャン一本場となった。
一本場になると300点が上乗せされる。
この時点で岡田と小林の差は小林の上りがあると300点縮まる。
小林がドラ發をポンしてマンガンの聴牌。
赤ドラは3枚中2枚が岡田にあった。
従って岡田が小林に振り込んだとしても16000点しか差は縮まらない。
1000点差で岡田のトップは確定する。
小林の聴牌の一巡後魚谷のリーチが来た。
面前で聴牌しリーチを宣言すると一ハンあがる。
その代わり場に1000点を供託する。
このリーチ棒は上がり取り。
この点差を岡田が失念してたらしい。

岡田は熟考のすえ魚谷の現物牌である6ピンを切った。
これに小林のロンがかかりマンガンの上りとなった。
一巡前ならこれで岡田のトップである。
ところがリーチ棒が一本出ている。
この1000点で小林の同着1位となった。
6ピンはおそらく差し込みであったんだろう。
差し込みと言うのはわざと振り込むことを言う。
岡田は小林にマンガンを振ってでもトップが欲しかったのである。

考えてみよう。
この場面で一番怖かったのは何であるのか?
小林のマンガン手ではない。
そう・・・魚谷の連チャンである。
魚谷のうまさと強さは女流の中では際だっている。
男性プロに交じってタイトルを取るほどの実力である。
魚谷の連チャンを許すと逆転の可能性が強くなってくる。
岡田はそれを知っていたからこそ差し込んだのである。

点数の数え間違いはプロとしては恥ずかしいことだ。
しかしながらこの局で魚谷をラス4着に終わらせたのは、今後のリーグで岡田のチームにとっては有利になる。
魚谷の無念の表情がすべてを物語っていた。

後のインタビューはいただけない。
胸を張って言って欲しかった。
「魚谷さんをラスにしたかったのです。」
これが言えた時が岡田紗佳は一段成長を遂げるだろう。

頑張れ・・・岡田紗佳!

この項おわり

続く・・・。
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麻雀プロの激闘   ~岡田紗佳の憂鬱~

令和元年10月26日

                     麻雀プロの激闘
                            ~岡田紗佳の憂鬱~

先日も書いたが、このところ競技麻雀のMリーグと言うのに熱中している。
で・・・新しく麻雀のカテゴリーを追加した。

最初の記事は最近のMリーグから印象に残った試合について記述する。

10月22日のMリーグはセガサミーフェニックス、コナミ麻雀格闘倶楽部、EX風林火山、そしてカドカワサクラナイツの試合であった。
Mリーグの試合というのは一日に2ゲームを行う。
この日の第一試合、カドカワサクラナイツの選手は私一押しの岡田紗佳プロであった。
実は彼女はこの直近の試合で初めてMリーガーとして勝った。
彼女は大粒の涙を流して号泣した。
「私はモデルもやってるけど飽くまで麻雀プロなので勝てたことがうれしい」と・・・。

この彼女が今回対戦する相手は、フェニックスが近藤誠一、麻雀格闘俱楽部が前原雄大、そして風林火山の勝又健志であった。
大変な相手であった。
競技麻雀のファンならばこの大変さがよくわかるはずである。
この3人の取ったタイトルの総数は10や20で効かない。
いわば今のマージャン界を代表する猛者たちである。
一方、岡田紗佳はプロになって二年目のピヨピヨである。
はっきり言って役不足である・・・かなうわけない・・・。
しかし私は彼女が見せる若々しい麻雀が何かを起こしそうな気がした。

ネットTVのアベマTVで生中継である。
解説は瀬戸熊直樹・・・この人も一流中の一流である。

開局早々岡田は親でハネマンを自模った。
18000点、6000点オールの大きい上りであった。
彼女らしい若々しい上りで勢いを感じた。
競技麻雀で親ハネのリードは大きい。
しかし・・・解説の瀬戸熊プロがいみじくも言った。
「守りに入らなければ良いんですがね。」
「もう一発欲しいな・・。」

そののち勝又が近藤から12000点を上がって2着目につけた。
前原もベテランらしく食らいついていく。
近藤は勝又への放銃が響いて箱割れ寸前のラス目。
このままの状態で残りは南3局とオーラスの南四局を残すのみになった。
岡田はずっと守勢であった。
本来、彼女は守りと攻めのバランスが良く守勢一方に追い込まれるのは珍しい。
その彼女が苦しんでいる。
実況が言った。
「岡田さんにとってはとても長い2局になりそうです。」

南3局は近藤の親番。
ここから近藤の大逆襲が始まる。
勝又から12000点を取り返し、2位争いに食い込んできた。
連チャンが続く・・・。
そして運命の南3局3本場がやってきた。
親の近藤は「發」を対子でドラありのチャンス手、一方岡田はバラバラとしか言いようのない配牌であった。
そして親の近藤からリーチが来た。
岡田の手は安全パイに窮している。
一巡はしのいだものの彼女の手にはもう安全パイは残っていない。
彼女が選んだ牌は対子持ちの「發」だった・・・。
12000点の直撃。
近藤はこれでトップに躍り出た。
箱ワレ寸前からからの大逆襲である。
さすがは現最高位で最強位である。

放銃した岡田の目はうつろだった。
精魂尽き果てたって感じの痛々しい表情だった。
彼女は一気に3位に落ちた。

この局はこれでは終わらなかった。
南4局は前原がきっちりつもり上がって僅差のトップ。
前原は片手を高々と突き上げた・・・。
結果、トップ前原、2着近藤、3着岡田、ラス勝又であった。

岡田プロにとっては過酷すぎる敗戦。そして対戦相手だった。
「小娘に負けてたまるか」というベテラン陣の意思が強烈に感じられた一局であった。

岡田プロにとっては貴重な経験になったと思う。
これだけのメンバーで打てるのは、女流プロにとってはそうそうある機会ではない。
ましてや彼女はまだプロになって2年目である。
その中で終局間近まで彼女は対局をリードした。
これは誇って良い。
勉強熱心な彼女のことだ。
これを糧にしてさらに成長していくだろう。
楽しみである。

アベマTVで無料でビデオを見る事が出来る。
あと4日ほどは無料で見られるはずだ。
この一局は見るに値する。

この項終わり

続く・・・

わが街 京都(4)  ~考えときますわ~

令和元年10月23日

                   わが街 京都(4)
                ~考えときますわ~

いつも言うことなのだが、京都って街は最初から首都(都)として作られた街である。
従って時代によって権力者はコロコロ変わっていく。
しかしながら都人たる京都人はその中で生きていかねばならない。
これは実に大変な事なのだ・・・。

よく言われる京都人の悪いところ・・・はっきり物を言わない。
婉曲に断ったり、帰れとか言うとか・・・(笑)。

もっとも有名なのが「京のぶぶ漬け」であろう。
お客に行って「ぶぶ漬けでもどないだす?」(ぶぶ漬け=お茶漬け)って言われたら、それはもう帰ってくれという意思表示だという話。
「では・・・いただきます・・・。」
なんて言おうものなら次からは出入り禁止に近い扱いを受ける。
「田舎者」として認定されるわけだ。
こういう時には片隅に箒が逆さまにしてある。
これも「早く帰れ」のサインなのだ(笑)。

商売の時でもそういう言葉が存在する。
冒頭に挙げた「考えときますわ」である。
はっきりと言っておく。
この言葉は関西圏とくに京都では「お断り」の意味である。
関東圏の人たち・・・認識してください。

私は魚の卸売業界に長くいたので、全国の出荷者と話しをした。
一番気をつけたのがこの言葉である。
「大阪」「滋賀」では常識。
「和歌山」「兵庫」では微妙。
他の地域では使わないほうが無難だ。
特に関東の人は逆に「了承」と取られることが非常に多い。
急に会社に来られて困ったことが何回もある(笑)。

これは1200年前から都会人である京都人の知恵なのだ。
婉曲に断るにはこういう言葉が必要だったのである。
「考えときます」=「お断わり」です。
全国の皆さん・・・よろしくお願いいたします。

この項・・・終わり

続く・・・

わが街 京都(3)   ~叡電と嵐電~

令和元年10月16日

            わが街 京都(3)
                             ~叡電と嵐電~

京都には私鉄の各線がある。
四条河原町には阪急が乗り入れてるし、JR京都駅からは近鉄奈良線が走っている。
鴨川沿いには京阪電車が大阪まで走っている。
しかし・・・私の心にいつも残っているのは「叡電」と「嵐電」なのだ。

元々この二つの私鉄は一つの会社だった。
「京福電鉄」と言う。
京福の京は京都の京、そして福は福井県の福だった。
「京福電鉄」は叡山本線と貴船線、嵐山本線と北野線を有していた。
経営悪化のため叡山本線と貴船線を分離し、「叡山電鉄」が出来た。
嵐山本線と北野線は今でも京福電鉄である。
営業譲渡して、もう福井県には線路は無い。
でも今でも「京福電鉄」である。

私は叡山本線の近くに実家があった。
地元の人間は誰も京福電鉄なんて呼ばなかった。
みんなこう呼んだのである・・・「叡電」(えいでん)と・・・。
同じく嵐山本線と北野線も「嵐電」(らんでん)と呼ばれていた。

だから叡山電鉄は愛称が会社名になったのである。
嵐電は京福自体が「嵐電」として売り出している。
嵐山本線の嵐山駅は「嵐電嵐山駅」である。

両方とも京都の美しい部分を走っているように思う。
嵐電沿線には「太秦東映映画村」があるし、なにより天下の名勝「嵐山」がある。
なじみの深い「叡電」は貴船鞍馬に行くときには便利だし、八瀬からケーブルカーで比叡山頂にも行ける。

京都らしさを満喫できる二つの電車。
今日も小さな電車がゴトゴト走っている。
皆さまにも京都に来られたら乗って見る事をお勧めする。
早く目的地に着くのが良い電車の条件ではないことが分かるはずだ。

余談
中学の時には通学路に元田中の交差点があった。
当時はまだ京都市電があって、元田中の交差点で叡電と交わっていた。
だれも「元田中」なんて呼んでいないのである。
呼び名は「叡電交差」(えいでんこうさ)であったのである。
この「叡電交差」には不思議な線路があった。
京都市電と叡電が乗り入れできるように線路が交わっていた。
その昔は市電が宝ヶ池まで走っていた時代があったらしい。
なぜなら・・・宝ヶ池競輪場があったからだと大人たちは言っていた。
私が中学生の頃にはもう競輪場は無かったが、乗り入れ用の線路だけが残っていたのである。

この項・・・終わり

続く・・・

薀蓄ちくちく(54) ~プロとしての条件~

令和元年10月8日


      薀蓄ちくちく(54)
         ~プロとしての条件~


このところ麻雀のMリーグというのに夢中になっている。

もともと私は麻雀大好きで、学生時分は寝食を忘れて没頭してた。
その頃が現在の競技麻雀の発祥の時期で、巷の麻雀を打つ博打打ちが現在の競技麻雀に変わる時期だった。
混沌としていた時代であった。
この前亡くなった小島武夫氏や故阿佐田哲也氏、古川凱章氏などが「麻雀新撰組」というのを立ち上げて活躍してた時期である。
麻雀はもちろん手積みで、積み込みやぶっこ抜きなどのインチキを多用する麻雀専門の博打打ちがいた時代であった。
ま・・・面白かったね。
自分で打つときでも積み込みはしないまでも、どの山にどの牌が行くかは把握してた。
その頃にプロの麻雀打ちと言うのは、いわゆる博打打ちであって競技麻雀はまだ萌芽であった。

それを思うと今は隔世の感がする。
ネットTVとは言え、麻雀が一分野の競技として放送される時代なのだから・・・。

今は世間的に認められてる将棋だってそういう時期があった。
「王将」で有名な「坂田三吉」の時代がその頃の麻雀界によく似ている。
何を持ってプロというか・・・?
メシが食えるか否かである・

将棋のプロは四段からで、それまでは奨励会に属しそこで一定の成績を上げないと四段にはなれない。
それも年齢制限があってそれまでに四段になれないとプロにはなれない。
女流は別の規定があるが、奨励会は男女混合である。
残念ながら奨励会から四段になった女性プロはまだいない。
四段になると順位戦に参加する。
A級からC級2組まであってA級で優勝すると名人に挑戦できる。
昇級規定もかなり厳しい。
それより厳しいのが降級規定であって、C級2組から降格になるとフリークラスになる。
一定の期間内に戻らないと廃業に追い込まれる。
加藤一二三という重鎮もそれで引退に追い込まれた。

実はここまで厳しくしないとメシが食えないんである。
一定の数だけのプロに絞り込みメシが食えるようにし、世間的評価を受けたのが将棋界である。

残念ながら麻雀はまだそこまで行っていない。
Mリーグの最低年俸が400万だと聞いた。
あんまり高い年俸ではないし、Mリーグのプロは一流中の一流である。
これではメシが食えない。

もっと厳しく絞り込みプロでメシが食えるようになったら、麻雀も世間的評価が高まるのではないか?
そう思うようになった。
麻雀大好き人間の独り言でした(笑)。

蛇足
女性麻雀プロが好きでよく見る。
イチオシは「岡田紗佳」。
モデルと二足のわらじを履く美人である。
まだプロ2年目であるが、Mリーガーになった。
何が好きかというと麻雀牌の扱いが実に美しい。
勝負師としての決断力もあると思う。
きっと伸びる打ち手だと思う。

続く・・・
プロフィール

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Author:83n2uwm0caf1
頑固オヤジです。
心は少年!

趣味はカメラとタバコです。
写真中心にブログをやっていきます。
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